井邉 光郁さん

取り組んでいた競技十種競技

入社年度2021年新卒入社

所属部署業務管理本部

―――ご自身が行っていた競技について教えて下さい。

小学校で走り幅跳びを始め、中学校では走高跳、高校で400メートル・マイルリレー、大学で選んだ競技は、十種競技でした。

A・Iさん

―――高校生までの成績を教えてください。

中学生では県で1位(走高跳)になり、全国大会にも出場しました。高校生では競技は400メートル競走、マイルリレーでした。結果、400メートル競走はインターハイの最終選考となる大会であと0.2秒足りず、インターハイには出られませんでした。ですが、マイルリレーではインターハイで6位でした。

―――大学を選ぶ基準は何だったのでしょうか?

基準は自身の実力・学力でした。将来は実業団ではなく、社会人としてバリバリ働きたいと思っていました。大学を決めるにあたり、その後の人生も考え、推薦のような形で他人の力を借りず、自身の実力・学力で入れる大学を重視していました。陸上は体力的なピークが大学で来るであろうと想像し、大学までで終わらせようと思いました。

結果的に入学した大学は九州の体育大学です。一般の選抜試験を通過し、入学をしました。体育大以外も一般受験し、合格しましたが、体育大学に決めました。

―――大学での競技生活について教えてください。

大学で競技をする予定でしたが、大学入学直前に過剰練習で足首疲労骨折して、足にボルトを入れる手術をすることになり、大学最初の一年間は練習が止まってしまいました。

ケガで練習ができなかった期間は、精神的にきつく、長く落ち込みました。数ヶ月くらいし、徐々に動けるようになり、リハビリを兼ねて、円盤投げ、水泳などを自分のペースで行いました。

ケガから10ヶ月くらいして(大学1年生の11月)、走るくらいに動けるようになったときに、試しに大学内の記録会へ棒高跳びで出場してみたら衝撃的な面白さでした。成績がトップクラスだったのもありますが、それよりこれまでやってきた競技がすべて結集したような競技だったからです。

A・Iさん

―――それ以外の競技も始めていたのですか?

投擲種目(円盤投げなど)は継続し、競走競技の練習も始めていました。1年生の3月くらいに棒高跳びをこのまま続けても面白くないなと感じ、これまでの自分の集大成としていろんな競技に参加できる十種競技を始めてみようと思いました。一から始める競技もあり、そういう点も楽しみでした。

―――十種競技を始めようと思ったときの目標を教えて下さい。

目標はありませんでした。というのも、先程申し上げたとおり、けがで落ち込んでいる期間が長かったこともあり楽しければいいという気持ちでいました。ただ、十種競技をはじめて、数カ月後ぐらいだったとは思いますが、もっと頑張ればいいところに行けるのではと感じ、西日本インターカレッジに出場できたらいいなとは思いました。

―――西日本インターカレッジに出場するという目標を立てたときに、不安はありましたか?

はい。投擲競技で不安はありました。私の作戦としては、投擲競技の練習は最小限として、スプリント競技に練習の重点を置き、ポイントを稼ぐ作戦にしました。十種競技は全選手が全競技すべて得意というわけではありません。選手により競技ごとに得意・不得意があります。

―――ご自身の練習方法を教えてください。また、大会成績を教えてください。

他の選手も割と行っているやり方ですが、トライ・アンド・エラーでやっていきます。監督や身近な先輩から、参考となる書籍や参考となる走行フォームがある動画などを聞き、書籍や動画をそのまま実践できるようにし、違いがあればその都度微修正していきます。次第に自分理想形に近づき、タイムも向上しました。このような形で、練習を重ね、大学3年生のときに西日本インターカレッジに出場することができました。

結果は、2位という結果でした。その後、大学4年のときの日本学生陸上競技対校選手権大会では7位、日本選手権で13位となり、引退としました。

A・Iさん

―――新卒の就活をするに当たりどういう会社を希望したのでしょうか?

自分が成長できる会社に入社したかったです。もともと職種は実力が認められる営業を当初希望していました。業界は広く見ていましたが、競争がより激しい不動産の会社を多く選んでいました。九州地方の地元に残る気はあまりなく、新しい環境で自己成長しようと思い、東京の会社を受けていました。企業規模は大企業より、中堅・ベンチャーのほうが、若いうちから広い裁量を与えられ、自己成長できると感じ、中堅・ベンチャーを選びました。

―――メイクスをなぜ選んだのですか?また決め手を教えてください。

面接に出たとき、結構個性を重視した面接に驚いたことと、会社が自己改善・成長しようとしていると感じたからです。

面接では、人事担当部長がいきなり一次面接で参加し、「事前に用意していたことを喋らないでいいから」と言われ、「どうしよう」と思いました。ですが、学生生活の経緯、自分の強みなどを会話形式で探っていくような面接で、丁寧に私の言うことを聞いて下さいました。

また、社長の面接のときは私の質問に社長が答える形式でした。中でも記憶に残っているのは社員満足度アンケートを毎年行っていて、会社として従業員が感じている課題に対し、解決をしているということでした。社長から「この会社はどんどん成長していく」という意気込みを感じました。社長との面談で入社を決めました。

もともと希望していた職種は営業でしたが、メイクスから来たオファー職種は営業担当と人事担当で、非常に驚きました。新卒で職種変更を入社前から指示されるのは極めて稀なケースと聞きましたが、社長からの指示ということもあり、「他の人が選んでいない道を選ぶのも他の人にはない価値が得られる」と思い、人事担当の提案を受諾しました。そして人事の仕事は、一から始めるということもあり、若干楽しみでした。

A・Iさん

―――入社から2ヶ月経った今の仕事はどうですか?

担当が採用で、会社説明会の企画・メイン司会、23卒のインターンの企画を任せてもらっています。自分がやりたいと言ったことを、やらせてもらっている状態です。直属の先輩から、全てを教わるわけではないのですが、要点を伝えてもらって、トライ・アンド・エラーでやってほしいということはよく言われています。大学の選手の時と同様のやり方で、非常にやりやすい環境と感じました。

―――メイクスはどういういいところがありますか?

社員のみなさんが、話しやすい環境であるということです。風通しがいい。わからないことだらけなのですが、先輩方は忙しくても、丁寧に教えてくれる。直属の先輩だけではなく、皆さん丁寧だということです。

―――人事として、今どんなことを挑戦しようとしていますか?

会社説明会、インターンシップで学生にメイクスの良さを伝えたい。プレゼンテーション資料などの基礎的な資料はあるものの、自分の良さや色をつけて、メイクスを学生の皆さんに伝え、メイクスの有力な戦力となれるように、頑張りたいと思っています。

―――陸上競技部に選手兼社員として入社する方に一言をお願いします。

メイクスの陸上競技部が一から作られますが、こんなにワクワクすることはありません。そして同じ陸上競技をやっていた身として、是非一緒に働きたいです。

A・Iさん